2017年9月30日オンエアの「世界一受けたい授業」で「40万部突破!史上空前の大ブーム!実はグダグダだった『応仁の乱』」が紹介されます。応仁の乱といえば戦国時代の始まりとなった大乱ですが、ドラマとかでもあまり扱われませんし、登場人物とかイメージわかないですよね。授業では、呉座勇一(ござ ゆういち)先生の著書「応仁の乱」を扱うようなので、予習しておきましょう。


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40万部突破!史上空前の大ブーム!実はグダグダだった「応仁の乱」

「応仁の乱」は呉座勇一先生の著書で、歴史解説書としては異例のベストセラーとなっています。「ある程度歴史に詳しい読者を想定して書いた真面目な本が、こんなに売れるとは全く予想外」と呉座先生は語っています。

 

応仁の乱とは

「人の世むなし応仁の乱」なんて、中学生の時に習った記憶がありますが、1467年に起きた大乱ですよね、恥ずかしながら私は年号しか覚えていませんでした。
室町幕府8代将軍・足利義政の弟義視(よしみ)と、義政と正室日野富子との間に生まれた義尚(よしひさ)の後継者問題、双方を後押しする有力守護大名の対立、守護大名畠山(はたけやま)家の跡目争いなどが絡んで、京都の東西に分かれて戦乱が始まりました。

東軍総大将の細川勝元も、西軍山名宗全も戦は得意ではなかったのか、戦いは11年間続きました。
都は荒れ放題となり、戦乱は地方にも影響を拡げていき、有力な守護大名の家すら危うくなり始めました。
家来の裏切りや内紛、庶民の土地争いや食糧の略奪まで起こり、収拾のつかない状態になり、乱世の始まりとなったわけですね。
こうしていつまでも混乱は続き、後の戦国時代につながっていきました。



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呉座勇一先生、応仁の乱を語る

呉座先生の応仁の乱に関するコメントをまとめます。

「応仁の乱の当事者もプランがずさん。ゴールに向かって脚本が描けていない。ダメならどうするか考えず、読み違えた後の軌道修正もなし。長期的な視野もない。人のふり見てわがふり直せの反面教師が、この本です」

「世の中、偶然かもしれない英雄の華々しい成功例を参考にして、勝利の方程式を編み出そうとする。そうではなく、原因が明確な失敗にこそ学ぶべき」

「応仁の乱はまさに失敗の連続。関係者がみなことごとく読みを外し、打つ手打つ手が裏目に出た中、どんどん拡大した。爽快感はまるでない歴史。しかし真剣に歴史から現代に通じる何かを得たいと思うなら、そうした失敗の歴史からこそ学ぶべきではないか」

「現代は複雑で混とんとした時代。そこで生きるヒントを得るために歴史を学ぶのであれば、お話として単純化された『歴史講談』を学んでも意味がない」

「この乱は複雑すぎて、全国で起きた戦乱全体を盛り込もうとすると普通の新書の枠では到底収まらない。だから視点人物を設定して、彼らの目に映った応仁の乱に限定した」

「複雑なものを理解するのは大変だからとすぐ単純化したものを求める、その思考自体が危険。それは陰謀論やニセ科学の蔓延にも容易に通じる。こういう本がこんなに売れたのは、おこがましい言い方ですが、日本もまだまだ捨てたものじゃないという気になりました」

「奇をてらったタイトルを付け、とにかく単純化して分かりやすく書くという昨今の新書のトレンドとは正反対の内容。そういう本が売れたのは、非常にうれしいですね」

つまり、応仁の乱から以下のことが学べるということですね。

・失敗から学ぶことが大事

・物事の本質をとらえることが大事
 長期的かつ柔軟な思考が必要
 複雑な事柄を整理して理解することが必要

とにかくややこしくてグダグダだったという応仁の乱、オンエアではどのように解説されるのか楽しみですね。


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