最近よく耳にするパニック障害。

  • 発作を恐れて電車に乗れない
  • 人混みが怖くて外出できない

など

心当たりはありませんか?このように普通の人には理解できない症状が襲う病気です。パニック障害は突然理由もなく始まります。原因は「脳が誤作動してしまう」から。今日、平気で電車通勤しているあなたも明日、もしかすると怖くて電車に乗れなくなってしまうこともありうるのです。

ではパニック障害とはどのような症状で、どんな経緯をたどるのでしょう。

 

突然パニック障害に…

パニック障害は、突然激しい発作状態に襲われることから始まります。その症状とは動悸・息切れ、冷や汗、ふるえ、口の渇き、過呼吸、胸の痛みなどさまざまです。パニック障害の場合は、きっかけや理由もなく不意に発作が起こるのが特徴です。

今まで普通にしていた人が、家でくつろいでいたり、眠っている時など何も不安を感じるような状況にないにもかかわらず、突然激しい発作に襲われます。その症状は非常に激しく本人にとっては「このまま死んでしまうのではないか」と思うほどの恐怖と不安にかられます。

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不安から…

パニック障害はいつ、どこで起こるのかわかりません。そしてその理由もはっきりしないため、一度発作を経験したことで心に植えつけられた恐怖心や不安感がのちの生活に大きな影響を及ぼしてしまいます。

パニックの発作は繰り返し起こるという特徴があります。これは、発作の体験と発作が起こった状況や場所を結び付けてしまい緊張感を高めて自ら発作が起こりやすい状況を作ってしまうのです。そうなると「予期不安」を持つようになります。

この予期不安がなければ、たとえ発作があったとしてもパニック障害とは診断されません。予期不安とは発作の経験が頭から離れなくなり、発作がないときでも「また起こったらどうしよう」という不安が強まります。こうなると発作の不安よりもむしろ発作を起こしたことのある場所や状況への不安の方が強まってしまいます。

この予期不安が強くなると、当然発作が起こりそうな場所や状況を避けるようになります。電車や混雑した場所を避け、自分で自分の行動範囲をせばめてしまい、最終的には家から一歩も出られないというケースも出てきます。

 

メカニズム

不安や恐怖というのは、本来身を守るための感情です。脳にはもともと危険が迫ったときに警報を鳴らすシステムがありますが、このシステムは非常に敏感で不安定です。そのため誤作動することがあります。

誤作動を起こすことで周りに危険がないにもかかわらず危険を伝える神経伝達物質が異常に分泌され、いろいろな場所を刺激して、ありもしない恐怖を引き出し、めまいや動機などのパニック発作が起こると考えられています。しかし、まだこれらのメカニズムは十分にわかっておらず「誤作動説」も仮説のひとつでしかありません。

 

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