耳は体にとってとても重要なものです。

左右に二つありますが、実は片方が聞こえなくなってしまうだけでも大変不便です。

二つの耳があってはじめてあらゆる方向(立体的に)からの声を聴くことができます。

耳といえば、耳鳴りに悩まされているかたが近頃多いようです。

 

原因は?

耳鳴りの原因にはさまざまなものがありますが、中耳炎や内耳炎、外耳炎などのいろんな部位の炎症が原因で発症したりすることが考えられます。とくに海やプールなどに出かけることが多くなる季節には耳の中に水が入ることによっておこる炎症もありますので注意が必要です。

たかが耳鳴りと思わずに、何か陰に大きな病気が隠れていないか、気になる方はまずはお医者様に相談すると良いでしょう。

 

このように、原因がはっきりしている耳鳴りもありますが、耳鳴りを経験した人の多くが何が原因なのかはっきりとしないのに、耳鳴りがしてしまうという人たちのようです。

 

肩こりが酷くなると耳鳴りがしたり、何か仕事や家庭生活などでストレスが急激にかかったときに耳鳴りが始まる人もいます。自律神経失調症などという病名がつくこともあります。

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東洋医学の観点から

東洋医学でも、耳鳴りはさまざまな原因によっておこると考えられていますが、特に多いのが、生命の根本的なエネルギーである腎精を貯蔵し、水分代謝をつかさどる「腎」の不調によっておこる耳鳴りです。

耳や骨、尿道や肛門などは腎の機能と大変関係が深いとされています。

 

年齢を重ねるにつれ、老化現象がおこってきがちですが、これも腎の機能低下によっておこるようです。

腎が不調な時には、口が渇く、耳鳴りや難聴がおこり音が聞こえにくくなる、排尿疾患が多くなる、骨が弱くなるようなことがおこることが多いようです。

 

また、「胆」にも影響をうけます。「胆」は、胆汁により消化吸収などを助けてくれる機能をもっているのですが、この胆汁分泌が悪くなると食べたものが胃から逆流してしまったり、気が滞るために耳鳴りなどがおこることがあるようですので注意が必要です。

 

耳なりがあるのだから、「耳」だけをみておけばよいだろうと思われがちですが、東洋医学では、「耳」という身体の中の一部分だけではなく、身体全身をみることによって身体の調子を整えていき、耳鳴りもだんだんと良くなっていくというような考え方をします。

 

複雑に絡み合った原因をひも解いて、上手に耳鳴りを治していきたいものですね。

 

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